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赤い糸で結ばれている・・・・

3月2日にスージー黒岩さんとピアノの山下泰司さんがまた博多に来た。リバーでの恒例のボーカルレッスンとライブのためである。前回のFUSEとのジョイントが本当にすばらしい感動のライブで、スージーの実力をまざまざと見せられ、来るたびにパワーアップするエネルギーにただ驚嘆するだけ!3日、4日とレッスンのあとも店に来ていただき、地元、川上俊彦さんらとセッション!サービス精神旺盛である!
そして今回はハウストリオを引き連れてのライブ!後日合流する。ベースの鈴木由一さんとは3年ぶりの再会。ドラムの佐々木慶一さんとはもうなんというか、あうんの呼吸で語り合える間柄。札幌に旅行した際、ほんとお世話になりました。リバーのライブは5日の金曜に開催、いつも満員でぎっしり、どこから聞きつけたか初めてのお客も結構いた。最前列で聞いていたギターの男の子、感動しっぱなし。スージーから色紙をもらい声かけられ舞い上がる。また、入り口近くにいたカップル、初めて聞いて驚嘆していました。やはりスージーから声かけられ、感激されていました。いつも思うのですが、出会いを本当に大切にされる彼女、ひとりひとりやさしく声をかける姿に小生いつも、教えられる。2歳だけ小生より上なのですが・・・はるか上に感じるのは自分の未熟さか?とにかく来るたびになにかを教わる・・そして元気をもらう・・札幌の「デイ・バイ・デイ」というジャズの店のオーナーでもある彼女、同じジャズの店を切り盛りする大変さをいつも共有することが出来るのである。

あくる日、6日は午前中は太宰府の梅祭りで歌い、夜は盟友 ビリケンさんの中津「ビリケンクラブ」でのライブ!!そして、7日は大分「ブリック・ブロック」での九州ジャズユニオン総会へ。小生もJRでかけつけ、合流。波佐見の「ダグ」のマスターの立石会長さん、伊万里ジャズファンクラブ会長の白川さん、佐世保「イーゼル」のマスターひかるさんとも久しぶりに懇談。また大分「ネイマ」のマスターとも挨拶。娘さんNY在住のドラマー、リバーでもライブしていただきました。博多からボーカルの園田紗登美さんとピアノの花田久美子もさんも出席。 久留米の江越親分や中瀬やさぐれブルースマンやら、グルービンのマスター、熊本の園田智子さんや息子のゆうや君、また博多からMik@さん、バンドワゴンのマスター、大分のtp 佐藤さんやら、と酒盛り!そして今回大阪から南ルミコさんというボーカルが来ていましたね。スージー、ビリケン一押しの素晴らしいボーカル!九州ツァーを是非実現したいものです。セッションでは花田久美子さんが大活躍!!
ひろく皆さんに素晴らしいプリイを知ってもらい、ほんとよかったと思います。
素晴らしいスージーの歌のフィナーレではボーカル全員がステージに揃い圧巻!!「マイスィートロード」で全員総立ち!!(ゲイツ’7でのリバー50周年を思い出しました)。そして、そのあと延々とセッション!中瀬やさぐれベースマンのブルースが聞かせるね。そして、グルービンのマスターのベースと小生のドラム、阿蘇、山頭火の店長のSAX、ピアノの山下泰司さんとのカルテット、なんと「黒いオルフェ」をスィングで演奏!!ジャズは聴くだけではつまらないのである!!罵声がなくて安心!みんな暖かいのである。宴も終わり、一路別府の宿屋「こかげ」へスージー以下、全員でころがり込む。「こかげ」またいい宿屋なんです!別府の駅前にあり、一階はレトロのまさにJazz喫茶!壁には秋吉敏子の古いLPがかけられていました。「こかげ」のオーナー夫妻いつも来福の際、」リバーに来ていただいております。(「こかげ」のなか)

ということで、2日~7日まで、札幌~博多~別府・・・赤い糸でしっかり結ばれています!!

馬敗れて草原あり・・!

クリントイーストウッド、おん年、80歳、何故、こんなに次から次から感銘を与える作品を作り出すのか?「ミリオンダラーベイビズ」「硫黄島からの手紙」「グラントリノ」「チェンジリング」テーマはそれぞれ違うがすべて見ごたえがある。話題作「負けざるもの達~インビクタス~」を見た。南アフリカ共和国の初の黒人大統領ネルソン・マンドラ(モーガン・フリーマン演)が自国のラグビーチームをワールドカップで優勝に導くある意味ではスポーツ感動物語である。27年間も政治犯で独房につながれた不屈の男マンデラが保釈後、初の黒人も参加した選挙で大統領に選ばれる。アパルトヘイトを乗り超えるため。彼は前大統領の白人のスタッフ、護衛をそのまま雇うところから始まる。そして弱い白人(ひとりだけ黒人)のラグビーチームの主将(マットデイモンが好演)に会い、自国で開催されるワールドカップでの優勝をするため、激励し、またメンバーのひとりひとりの名前、顔を覚え声をかける。そして、奇跡的にも強豪ニュージーランドを破り優勝する。迫害を与えた白人を恨むのではなく赦すことからアパルトヘイトをなくす努力をする。国民に夢と希望を与える姿に感動する。そして南アフリカ共和国を真の自由な民主国家に生まれ変わらせようとする。27年もの長い間、マンデラを支えた詩が(インビクタス~負けざる者たち)である。ふとこの映画を見てオバマ大統領のことを思い浮かべる。どちらもノーベル平和賞を貰っている。(故佐藤総理も)しかしマンデラは功績を残した後に貰っている。そこが根本的に違う、国の大きさは比べようがないが、最近のオバマ大統領、そしてわが国の鳩山総理、理想は高いし、いい演説はする。しかし、見ていると精神力が違うような気がする。前にも述べたがチェ・ゲバラのことも書いたが、マンデラにもゲバラにも高潔な不屈の精神を感じるのである。もうこうした指導者は出てこないのか??わが国の政治の現状を見ていると嘆かわしい限りである。小沢幹事長がが起訴を免れ,そして鳩山は優柔不断。そして自民党の谷垣総裁も精彩ない。この国のほんとうの指導者はいつ現われるのか?話はかわりますが・・・店をやっていると、旅の人が突然現われることがある。たいていは出張で来福し、ジャズ好きのサラリーマンが多いのであるが・・。時折、不思議な人が現われる決まって閉店間際の遅い時間である。ついこの間、平日のライブのあと現われた人・・・。外見からはミュージシャンのようでもあり、怪しげな雰囲気をかもし出している。だれもいなくなり、小生とふたりきり、お酒の注文を受けたあと、沈黙が続く・・。しばらくして「リバーにはどうして?」「前の店で紹介されて・・・」前の店も近くのジャズの店。(やはりジャズ好きの旅人か?少しなごむ)そして、「お仕事で福岡に?」「ある取材で・・そしてついでに佐賀や荒尾の競馬をしに行きます」「むっむっ!!」(旅打の御人???)そこからがいけない・・・私も競馬が好きですよ・・・(言ってしまったのだ!!)昔の競馬の話で盛り上がること盛り上がること。カブラヤオー、トウショウボーイ、テンポイント、・・めくるめく名馬の話題・・・。馬券を取った話や敗れた悔しい話・・。山口瞳、や寺山修司の話、そして映画の話で時間の経つのも忘れてしまいました!!そっと名前を聞き、メモ用紙に書いてもらう。携帯も名詞も持ってないそうでまさにアナログ人間だ。仕事は「もの書き」とのこと。「また、必ず寄らせてもらいます!!」との一言がなんと心地よかったか。後日絵葉書が来ました。寺山修司が馬とツーショットした写真・・いやうれしかったですね。あのあと京都まで行き淀の競馬場にも行ったとのこと。すっからかんになったがほんとに楽しい旅だったとか。旅打ちの真髄!「馬敗れて草原あり」の著者寺山修司の言葉が沁みてくる(「競馬で通算して勝ってますか?」という愚問に彼は「人生には通算して勝った負けてはありますか?その時、その時、勝って喜び、負けて泣くそれが人生」)
最後に「3連単でも当てまた博多に来たい」と書いてありました。住所は新宿・・・・ゴールデン街にぴったり似合うの御人でした。小生、上京した時、もう一度お会いして飲みたい・・それも新宿ゴールデン街で。

雨の日には映画を見よう・・・

ひさしぶりの休日の日曜日、朝から雨が降っていました。朝、いつもの喫茶店でモーニングを食べ、久しぶりに映画でもと携帯で映画情報を見る。前から気になっていた「カティンの森」(ポーランド映画)を見に行く。場所は「博多駅シネ・リーブル」この映画館もひさしぶり。バスセンタービルの7階のゲームセンターの奥にひっそりとある映画館で商業主義にとらわれないいい映画を上映する。「カティンの森」(アンジェ・ワイダ監督)は歴史の真実をあばく、問題作。私もそうだが、ポーランドを侵略したのはナチスドイツというのが一般的な常識だが、事実はそんな単純ではない、西からナチスドイツ、東からはスターリンの独裁国家ソ連から挟みうちのように侵略され1万5千人あまりのポーランド将校が捕虜になり「カティンの森」で虐殺されたのである。そしてそれを実行したのがナチスドイツだと公然と言われ続けてきたが、事実は実行したのはソ連の軍隊であった。残されたポーランド将校の家族の葛藤、事実を暴こうとする人々を描いた秀作である。

がらがらかと思いきや・・小生の同年輩の人か、上の人達でほぼ満席・・少しびっくりした。これを見て思ったのは、新聞やマスコミなどで報じられる事件の真相はほんとに事実なのか??という事である。最近の民主党の小沢事件の報道を見ていると検察の暴走なのか、はたまた正義の味方?検察が田中角栄以来の大物政治家を追い詰めるのか?しかし、ちょっと角栄の時とちと状況が違う気もする。当時は自民党の長期政権であり、立花 隆の文芸春秋の「田中金脈研究」を機にまた米国の公聴会の証言などからマスコミが書きたて、検察が本腰を入れ元総理逮捕に至ったと思う。世に言う「ロッキード事件」である。今回は小沢の4億円の政治資金収支報告書虚偽記載でまず、石川議員、大久保元秘書ら3名が逮捕され、このあと4億円の資金ののなかに水谷建設からの5000万の裏献金があるのでは??(元会長は渡したと証言)そしてこれが東北のダム建設のあっせん収賄の疑いがあるということで今捜査中なのである。確かに政治団体が12億近い不動産を所有し、不動産取引をすること自体、庶民から見れば異常ではある。しかし・・・この水谷建設という会社の会長・・あの石原都知事の息子への献金疑惑や福島県知事の汚職疑惑(これは知事は無罪)のときも顔を出す、おなじみの人で今収監中のいわくつきの人物である。この男の証言を基に動いている検察・・・もっと大きな証拠をつかんでいるのか?石川議員の自白があるのか?国会は今この審議集中で肝心の景気対策やらがまったく議論されない。攻勢をかけるはずの自民党ももうひとつ迫力がない・・それもそうだろう過去、この種の金の問題でへきへきするぐらいスキャンダルを生んだ党、谷垣総裁のあの顔見ていると選挙対策で攻めているしか感じられない。政権にいる社民党も国民新党もだんまり!公明党も元気がない。唯一、共産党だけが、歯切れがいい。この党の存在価値は今こそある・・が、それでも限界を感じる。このことで小沢が幹事長辞任し、鳩山総理が辞任ということになると。もうこれは日本という国が国際社会の笑いものになる。経済でも中国に押され、政治の安定しない3流国に成り下がる・・・いやもう3流国かもしれない。デフレが深く進行し、廃業に追い込まれる飲食業もあとをたたない。中小建設業者の倒産も急増。どこに行くのか日本は。

映画が終わり、外に出ると同じ階にあるゲームセンターで黙々とゲームに高じる若者の群れ・・そのなかを通り抜けていくとき、今見た映画の重さが急にふわっと軽くなる。そして、映画の感動が色あせていくように日常に戻る。政治に対する思いも同じではないか・・・小沢に腹だたしく思う前にどれだけ政治に思いを持っているのか?小沢だけが悪者なのか?NHKの大河ドラマ「龍馬伝」や「坂の上の雲」など見てロマン感じるだけではだめなのである。テレビかけるとバライテイ番組の多さにうんざりする。今は日本のテレビも週刊誌も新聞も、なにもかもごった煮に玉手箱のように感じる。毒饅頭を食べないように自らの舌(感性)をいつも磨いておかなくてはならない・・・と思う。