アジアの隣国に思うこと・・・・

経済の明るい見通しがなかなか立たない日本。日銀の円高介入やゼロ金利政策が一時的な効果しか生んでいない。国内では相変わらずの就職難、そして年収200万以下の人が1000万以上もいるらしい。いわゆるワーキングプアである。一日、ふたつ以上の仕事をする人達が増えている。また高齢者の生存不明が相次ぎ、また、無縁社会と呼ばれ、高齢者の孤独死、自殺が増加している今の日本の社会。この10年、いや20年ぐらいの間、なにか無間の闇の中に沈み込んでいっているような気がする。

享楽的、刹那的になっていく人々、TV、マスコミの番組、報道を見ればわかる。夜中に家に帰り、TVつけるとまともな番組が放映されていない。軽薄で頭の悪い連中が出ては、つまらないギャグや笑い、しもネタを連発する。若い女達を集めてオーデションをする、スケベな男達の群れ。TV界は、もうインテリジェンスのかけらもない。そしてもっとひどいのが政治の世界。小沢の検察審査会での起訴相当、決定が降りるや、また、野党、、民主党の一部から国会での証人喚問の大合唱!!そして尖閣諸島問題での政府対応の波紋。仙石官房長官のいねむり、250万もするブランド服を身にまとった仕分け人の雑誌撮影の問題やら・・・。国会中継をよく見るが、多額の国費を国会議員に本当に払う必要があるのか?と素朴に思う。

こうした日本のなまぬるい状況とはうらはらに中国は相変わらず、強硬に日本へのパッシングを始めている。経済のしがらみでがんじがらめにされている日本。民間人と政府との意識のズレ。中国に強硬なことを言う勢力も所詮、金の前では無力。10億人の市場をだれが棄てることが出来るのか?日本は間違いなく中国経済の発展の上に成り立っている。だから、政財界の本音は中国となかよくやりたいのである。中国が怒ると、なだめすかすのである。尖閣諸島での問題・・・船長を早々釈放し、ビデオも公開しない・・早く「まあまあ・・」と握手し、もとのさやに収めたいのである。これを弱腰外交といわず柳腰外交(しなやかにしたたか)と仙石官房長官がTVの国会中継で言っていた。自民党の安部あたりがまた、吼え捲っているが・・・自身も中国に総理になったあとまっさきに行っているし、総理になる前、靖国参拝についてもこそっと終戦日以外の日に行き、気づかっていたではないか。仙石官房長官は「赤い後藤田」と言われ、中曽根総理のときの後藤田官房長官を尊敬しているらしい。確かに切れる、弁護士でもあり答弁も鋭い。菅よりは迫力がある。影の総理といわれる。間違いなく小沢切りの機会を狙っているはず。いいもわるいも政治家らしい男ではある。

中国は先般、残るフジタの社員ひとりも釈放!!やれやれと思いきや。ノーベル平和賞問題。オバマ大統領は堂々と人権問題を中国に投げかけるが・・菅総理はもごもごくちごもる!とにかく日本はもう主張する国ではないのである。中国はギリシャの国債を引き受けると発表。アフリカ、中南米への資源獲得の外交し覇権をもくろむ。アメリカは相当警戒態勢に入っている。人民元の引き上げも強硬に言いたいが、米国債を大量に引き受けてもらっているかからか小出しである。そして体制が変わろうとしている北朝鮮。中国の笠のもと、あいも変わらず軍備に走り、日本を敵視する。いっこうに進展しない拉致問題。民主党になってからまったく動きがない。こうした日本の状況をいろいろ考えると、もう日本という国はアジアの特別な国ではないのである。この大国?中国と対等につきあっていかなくてはならない。国の威信、国益もいいが、まず経済のたて直しをしなくてはなるまい。狭い国土をまた公共工事で景気回復をもくろむようであるが・・・。また自民党政権と同じ徹を踏む。子供手当ても起爆剤にはならないなか、本当にどうたて直すのか?

民主党政権に本当に経済通がいない。だから財務省の役人のいいなりになる。野田なんて財務大臣の器じゃない。前原外務大臣も歯切れはいいが、アメリカのネオコン(共和党)の連中しかパイプなく、あまり期待できない。沖縄の普天間基地問題を控え、また鳩山の失敗を繰り返しそう。こうした状況見ると、小沢の問題如何によっては政界再編必至である。予想どおり公明党が民主党ににじり寄ってきている。おそらく補正予算は公明党の賛成で成立するだろう。一回権力側についた公明党、また連合すると見る。それにしても政権交代実現した民主党、どうもまだふぁふぁして頼りない。政権交代時は明治維新以来の革命だと言っていた鳩山、騎兵隊内閣とうそぶく菅、言葉が軽い!!「龍馬伝」なんかが日本中を席捲しているが・・・。まさに根拠のない軽薄さが蔓延している。歴史の人物に自分をなぞらえ、悦に入る傾向は日本人全体に言える。本屋にいけば龍馬の関連本がづらり並んでいる。おそらく来年の今頃にはほとんどないと確信する。真の革命はキューバ革命のあと世界を見てもない!!ほんとうの革命とは血と犠牲が伴うもっと、過酷で残酷なもの。中国はそれを近代、経験して今の中国になっている。だからしたたかなのである。日本は戦争に負け、アメリカの統治下、憲法を制定し経済復興をとげて来た。55年体制が崩壊したが・・まだ見えない日本の進路、民主党はほんとに日本国をどうしたいのかまるでヴィジョンがない。

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment