よされ東京ひとり旅・・その2

元旦の朝、新宿のカプセルサウナをあとにして、靖国神社に初詣に。なぜ、靖国?に。最初明治神宮とも思いましたが、相当混雑が予想されるし、靖国神社の正月がどんな雰囲気か興味がわき、行ってみました。とくに隣接する「遊就館」なるものに初めて入る。凄い凄い!!いわゆる右の人達が喜びそうな展示物ばかり、明治維新以来、の近代日本の歩みのなか、日本民族の正義と誇りをこれでもかこれでもかと説明し、その遺品を陳列している。北朝鮮の不穏な動き、尖閣諸島での中国の脅威など、いま日本をとりまく状況は厳しくなるばかり。そうした状況で、国を守る象徴ともいうべき靖国神社なるものをこの目で確かめたかった。東京にいたころいかずじまい。まあ、一度はと。確かにここに奉られているには国にために殉死した英霊、外国人も多く奉られている反面、西郷隆盛は国賊として奉られてはいない。処刑されたり病死したA級戦犯は奉られている。なにか釈然としない。また先の大戦は、侵略戦争などではなく、欧米諸国の植民地政策を解放するための正義の戦いであったと。はたしてほんとにそうだろうか??すくなくとも小生の時代の人間はそのようには思えないし、教育を受けていない。自虐史観といえばそれまでだが・・・アジアの、すくなくとも中国(満州)、朝鮮半島を支配していたのは事実。いまの中国の大国主義には憤懣やるかたない、北朝鮮しかり。しかし、しかしである歴史の事実はまげられないと思うが。この「遊就館」の思想的支柱になるのが東京裁判で唯一無罪を唱えたパール判事なのである。欧米の植民地政策を大東亜共栄圏なる名のもとにまねしただけではないのか?・・と思うが。若い人はこの靖国神社だけに来ると・・・そう思うとおそろしい。


さて固い話はそれくらいにして、靖国神社出て、夜息子と新宿で落ち合う。歌舞伎町の居酒屋で腹ごしらえ。刺身はまずい。やはり博多はうまい。そのあとチンジャラへ。ふたりそろって討ち死に。息子の住む阿佐ヶ谷のマンションへ。しかし、親父の自分が冷たい板張りで寝て息子はベッドか。年寄りを大事いや親父をイタワレとつぶやきながら眠りにつく。朝 近所の神社にお参り。駅前のカフェで朝食とり、一緒に新宿へ。息子は買い物、小生一路 横浜へ。懐かしのチャイナタウンめざす。

実はチャイナタウンへ行くのは、ひとつは昔仲間とよく行った広東料理の店「徳紀」に行くのと、あの横浜ホンキートンクブルースの作曲者でゴールデン・カップスのエデイ藩が経営する中華料理屋を訪ねていくのが目的。「徳紀」はすぐわかり、食事する、うまかったなあ。しかし、エデイ藩の店はなかなかわからず行けなかった。残念。山下公園散歩、ニューグランドホテルの中庭に。伝統のある重厚なホテル、リッチな気分に浸る。本牧まで足を伸ばし、散策。横浜は大好きだ。以前、ゴールデン・カップスのDVDを見て感激!!GS華やかし頃、このバンドだけ次元が違う気がした。不良ぽく、ばたくさく、演奏も群を抜いていた。「長い髪の少女」が有名だがあんなものではない!エデイ藩のギター、とにかくかっこいい。彼自身が歌う「横浜ホンキートンクブルース」は絶品である。あんな風に歌えたら最高であるが・・・。

エデイ藩とディーブ平尾

夜は伊勢崎木町のサウナに転がり込む。ジャズを聞きたいと「エアージン」や「ドルフィー」をネット検索したが、どこも2日は休み。しかたなく、場末のスタンドバーへ。演歌が胸に染む。翌日、息子からもらった「相棒2」のチケットで品川プリンスホテル内のシネマで見る。以外と面白かった。岸部一徳の味のある演技がよかった。彼もGS「タイガース」のべーシスト、しぶとく生きてる。夜はまたまた新宿ピットインへ。その前に最後の夜はまともなホテルへチェックイン。さすが、眠気が来て、6時ごろまで仮眠。この日のピットインは森山威男グループのライブ!!彼を生で聞くのは30年以上ぶり、東京にいた頃、山下洋輔トリオ聞いて以来。最初きいたとき、圧倒的パワーに腰抜かすほどたまげた記憶がある。今回はドラムの前より2列目で聴く。全く衰えはない65歳のドラムではない。スピード、パワー!凄いわ。さすが1曲終わるごと息がはあはあ。渡辺ファイヤーのアルト、川嶋哲郎のテナー、は白熱のブロー、そして田中信正のピアノがからみつく!怒涛の森山のドラムがあおる!!白眉のライブ!こころから湧き上がる本物のジャズ!!本当に来てよかったと思う。

帰りに西口の思い出横丁に立ち寄り、一杯。「いらっしゃい」店員のおばさんに威勢のいい声!!庶民はしぶとく生きている。なんだか、うれしくなる。眠らない新宿の街は昔のままだった。また、来年も来たくなった。

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment