real jazz revolution 5を終えて〜雑感

real jazz revolution 5を終えて〜雑感
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今年も5月2日に大名ROOMSで盛況のうち終える事が出来ました。思えば、最初この企画を思いつき、5回目になりました。最初は、自分の個人的趣味の実現、まあ簡単に言えば、道楽で始めたようなもの、、いわゆるフリージャズの祭典と言われてはいますが、自分が聞いてきた1970年代あたりのフリージャズとは少し趣きは違う、、それは当たり前の事で、演奏する人達が、その年代に生まれた人が多く、リアルに生でフリージャズを聴いて来たかほとんどいないからです。その頃は、あのスイングジャーナルの表紙にアルバイトアイラーなんかが選ばれていましたからね、フリーの記事も結構あった、相倉久人や、間章、副島輝人なんかの評論が結構掲載されていたかと。当時自分は就職で、上京、夜な夜な、新宿や、荻窪とか、だいたい中央沿線辺りのジャズの店に、通ってた。特に紀伊国屋の裏にあった新宿のピットインやコマ劇場近くのタローにはよく通ったなあ。
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あの頃はナベサダや、日野皓正などビッグな人が出演しており、目の前で聴いて震えた記憶がある。勿論その頃は「blue note」などはなく、外タレも、こういう店で演ってた。そして、いわゆるフリージャズの人達の演奏もよく遭遇した、山下洋輔、佐藤允彦、冨樫雅彦、沖至、高木元輝、豊住芳三郎、森山威男などなどいまでも活躍している凄い人達を、目の前で聞いた。特に悔しく残念なのは、阿部薫を聞けなかった事である。その頃、池袋なんかの店でソロライブをよく演ってた記憶がある。何故かわからない、その頃はフリーだけでなく、ナベサダをはじめとする、メインストリームも同時によく聞いてたからか、そこまで足を運ばなかった。昼間はサラリーマンをしており、夜時間を見つけては、一人で行ってた、勿論この頃、新宿、渋谷などには、多くのジャズ喫茶があった。新宿は「DUG」「DIG」「木馬」「ポニー」「ビレッジバンガード」「サムライ」など、渋谷は「オスカー」「ジニアス」など、よく通った、フリージャズは特にこうしたジャズ喫茶でよくかかっていた。コルトレーンの「クルセママ」「アセンション」「神の園」などが、平気で流れていた、アルバイトアイラーとかセシルテイラー、アーチシェプ、ドンチェリーとかそこで、知った。暗い店内で黙々と聴いてる人がいた、自分もその一人、九州の片田舎から上京し、流石に会社が馴染めず、退社後、ひとりで、新宿を、徘徊した。そして、入社して3、4年目ぐらいだったかなあ、正月、九州に帰らず、東京で過ごした、その時、エルビンジョーンズが3Daysライブの告知を見た、そして、何日目かに、ピットインに行った。その時のメンバーが、エルビンジョーンズ、山下洋輔、
武田和命、国中勝男、向井滋晴だったか、それはそれは凄い演奏だった。いまリバーサイドのトイレにその日の写真を額に入れて飾っている。トイレで山下洋輔と遭遇し、連れションしたのである。克明に覚えている。その数十年後、まさかリバーサイドに山下洋輔が、来店しようとは、その話をしようかと思ったが、目の前にいると流石に出来なかった、その時は、感無量でした。しかし、その後、山下洋輔トリオのドラマー小山彰太とは昵懇になり、昨年のreal jazz revolution4のゲストで出演してもらった。いつかは山下洋輔もと思うのは、贅沢か?思えば最初、天神にある、あんまり似つかわしくないホールで第一回をreal jazz、revolutionを開催した。衝動にかられて、とにかく開催した。それまで、福岡のジャズイベント、中洲ジャズなんかも含めて、なんか違うよ!とずっと思ってたマグマが爆発したのである、ボーカルをゲストに、ジャズバンド、ビッグバンドが演奏し、まあ定番のジャズ演奏し終わる、これはこれで、ジャズファンの大半はこうしたジャズを楽しみに来ている、、、昨今はボーカルがジャズの花形でありそれぞれ多くのお客さんが、詰めかける。それと並行して、インストジャズへの客は段々と減ってきていた。特にフリージャズ系は、まさに、風前の灯、しかし、微かな光の様に、こうしたジャズを演奏するミュージシャンはいるのである、勿論、生活して行かなくてはならないので、万人受けするジャズを演奏しながら、影では、悶々とその機会をまってる様な、、、人達。しかし、沢山お客さんの来るライブほどあんまり、真剣に聴いてるというか、というとまた別問題。要は喧騒の中に自分を置く事で、安心しているだけなのである。仲間がいる、演奏後、打ち上げでワイワイやる事が目的になってきている。いつも間にか、ジャズを聴く事が手段になってきている。目的はジャズを聴く事の筈、まあそれに付随して、食事、ダンスパーティ(舞踏はアート)みたいなライブが多くなってきている、自分はこうした物とは一線を画したい。フリージャズはこうした音楽文化とは対極にあると思う。確かに客はいつも少ない、しかし、ひとりでも必死で聴いてる人がいる方が気持ちがいい。ジャズへのリスペクトが強い客、そして、歴史や過去のレジェンドへの尊敬の念を持っている人、これはミュージシャンも一緒。今回、real jazz revolution5で大ブレイクした、pd の二人も、過去のフリージャズの事、ミュージシャンの事よく知ってる、研究しているのである。これである、キースジャレットは知ってるが、バドパウエルを知らないじゃ話にもならないのである。
ジャズを聴く、演奏するには、それなりの知識、勉強は絶対必要なのである、しかし、いまのジャズスクールなどでは、ます教えないだろうな、もっとも教えてどうこうなるものでもないが、、。自分の足で、いろんな人と出会い身につけて行かなくてはならない。ジャズ喫茶はそうした場所であった。70年代、80年代はある意味それが出来た。ジャズ喫茶が衰退していく昨今で、それを伝承していくのは大変なのである。リバーサイドも、再開発かなんか知らないが理不尽にも、ビルの建て壊しが予定されており、立ち退かなくてはならない、、、日本独特のジャズ文化を伝承していくには、店の使命感も大事だが、ファンの意識も大事であるという事でもある。しかし、いま世の中、一億総タレント時代、歌ったり、演奏したりする人は沢山いる。それはそれでいいが、いい演奏は、やはり聴く時はきけと大声で言いたい。
また、来年の5月2日に大名ルームスでreal jazz
revolution 6を開催する予定。頭の中で、もう構想が始まってる。
これは、もう自分のライフワークである。
ゲバラは言った、「祖国か死か」
自分は「ジャズか死か」である、ちと大袈裟だが、、
(文章のなかの敬称は略してます)
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